2023-05-10 フラペチーノを飲んで寒くなる
買い物のついでにスターバックスへ行った。
モバイルオーダーで注文したストロベリーフラペチーノをいただく。
レジで注文する時にカスタマイズをお願いするのはなんとなく緊張するのだけど、その点モバイルオーダーはありがたい。
フラペチーノの類を飲む時、たいてい「ホイップクリーム少なめ」で頼んでいる。
ホイップクリームは重い。脂質が過積載。私の胃には耐えきれない。
でも「ホイップクリームなし」はちょっともったいない気がしてしまう。貧乏性である。だって別に「クリームなし」にしたってその分割り引かれる訳ではないんだもの。
そういう訳で「ホイップクリーム少なめ」と「チョコソース追加」でオーダー。美味しい。でもチョコチップも追加したら良かった。
甘いものを摂取しながら最近買った本を読み進めた。
岸本佐知子編・訳の短編集『居心地の悪い部屋』である。
薄暗く寒々しい物語の数々。
大体初っ端の物語のタイトルが『へべはジャリを殺す』である。殺人の予告なのだ。
中でも私が特に気に入ったのはレイ・ヴクサヴィッチの『ささやき』だ。なんというか和製ホラー映画のようにじわじわ厭怖がくるし、結末で「もぉ〜〜〜〜!!!」となる。これは良い後味の悪さ。
オシャレでご機嫌なコーヒー店には到底ふさわしくないブツを持ち込んでしまった居心地の悪さを覚え、フラペチーノをさくっと飲み干して店を出た。
日は出ていても風が冷たかった。