映画『お嬢さん』を観た。いまさら。
気になってはいたけどなんだかんだ観ないままでいた映画のうちの一つであった。
観た結果、ハチャメチャに良かった。
「誰を愛して一緒に生きるかを自分自身で決める」という自由を手に入れるために女の子ふたりは共闘して、愛しあう。
とても美しいものを見せてもらえた。
ここからはネタバレを含んだ感想です
いやもう第一部のラストでスッキ(珠子)が精神病院にぶちこまれた時はまじで絶望したんだけど話が進むにつれて「これも作戦だったのか…」という安堵と「秀珠サイコーやんけ!」と私の内なる百合豚が興奮するのとでだいぶ感情がゆさぶられました。よい百合は自律神経をギュインギュインにさせるので結果整うのです。サウナと水風呂の往復と同じ効能。
変態叔父こと上月の蔵書をスッキがめちゃくちゃに荒らすシーン好き。
秀子がこれまで上月にされてきたことを知ってブチギレるスッキ尊い。
スッキにとっての秀子はあんな風に扱われていい人間じゃないんもんねわかる。
些末なことだけどあの畳の部屋、枯山水あるのに水ひいてきてるあたりに上月の「上っ面だけ日本人感」が出ててウケましたね。
まぁなんにせよスッキと秀子の二人は幸せなキス(濃厚)をして終了で良かったわ。
希望があって爽やかな気持ちになれたよ…ありがとう…良い映画だった…