てんてんと

へなちょこアラサー既婚女の世迷いごと

推し活に関する小言

これあくまで私の思いなので異論も反論も「へぇあなたはそういう考えなんですねわかりました」って感じで受け付けるんですが、アイドルの応援ってお金を注ぎ込むことだけではないと思うのです。

もちろん仕事としてやってる以上儲けが出せるのってめっちゃ大事ですよ。彼らだって霞食って生きてるわけじゃないですから。
でも儲かるからってだけじゃアイドル続けるのって無理だと思うんですよ。
彼らは多分私達の想像以上にハードなことしてるでしょうし、私達が想像出来ないしんどさもあるでしょうし。その辺りの苦しみって仕事だからってだけじゃ割り切れないところじゃないかと思うのです。

だから彼らに「好きだ」と言い続けること「応援してる」と伝え続けることが、ファンが出来ることのなかですごく大事なことなのではないかと私は考えています。

ただ、これも言うほど簡単なことでもないでしょう。
終わりが見えない上に自分に見返りがあるのか分からないことをし続けるのは、楽しいと思ってやってるつもりでも不意に苦しみの芽が出てきてしまうのです。
人間だからどうしても欲や願望を持ってしまうし、それを持ったことで更に新しい苦しみが生まれることだってあります。
一度そういう状態に陥ると以前の状態に戻すのってなかなか難しいので、本当は悪い芽を早いうちに詰んでおくのが良いんですが、そもそも芽が出てるのに気づかないことだって多いわけです。
欲を捨て執着を断つだなんて仏教の修行のようですが、自分自信のなかで適度にそういう処理をしないと推し活は苦しいままになってしまいますし、なにより続けられないのではないでしょう
か。


我が推しである熊猫堂ProducePandasの日本デビューアルバム、『emo』が発売されてから1ヶ月ちょっと経ったのですが、特典や抽選プレゼント応募用のシリアルコードが付いているためかやはり何枚も買う人がいるのは事実だし私も4枚買ってます。

複数枚購入した人が「売り上げに貢献した」と思って満足感を得るのは別に良いと思います。
ただ「自分は○枚しか買ってない…」と引け目を感じる人がいるなら、更に言えば自分は大した推し活は出来てないと思ってる人がいるなら、それは違うだろうと言いたいのです。
そんなしがらみを吹き飛ばすくらい彼らに愛を伝えて欲しいのです。